地域社会への貢献
ベルク(Belc)の社名由来である「Better Life with Community(地域社会の人々に より充実した生活を)」という経営理念を実現するため、また、お客様ニーズに対応し、地域社会に必要とされるお店であり続けるため、地域コミュニティとの連携に取り組んでいます。
- 将来を担う子どもたちへの食の大切さを伝える活動
- ライフスタイルの変化・多様化に伴うお客様課題の解決
- 災害等の非常時に対する備え
食育活動「ベルクック」
ベルクは、「食」を通じて、バランスの良い食事の大切さ、食べる楽しさを伝え、「からだ」だけでなく「こころ」の健康づくりを行ってほしいという想いから、食育活動「ベルクック」に取り組んでいます。
地域の小学校や幼稚園・保育園と連携して、食の大切さを学ぶ授業(出張・オンライン)や店舗見学を開催し、2024年度は、257回開催し16,545名の小学生、幼稚園児・保育園児等の子どもたちにご参加いただきました。

子ども食堂支援
惣菜を中心とした加工食品の製造を行っているホームデリカでは、これまで食品リサイクルや廃棄していた余剰生産等の食材のほか、店舗(3店舗)や本社において、お客様や従業員の家庭で余っている食材を集め、地域の子ども食堂ネットワークへ提供する支援活動を行っています。

移動スーパー「とくし丸」
地域のライフスタイルの変化や多様化に伴うお客様の課題を解決することも、スーパーマーケットの社会的使命の一つであると考えています。
移動スーパー事業を全国で展開する「とくし丸」と連携して、2017年より、個人事業主である販売パートナーとともに、お買物に不自由されているお客様に、新鮮な商品をお届けしています。2025年2月末現在では、34台が稼働しています。
移動スーパーは、商品の販売だけでなく、行政、社会福祉協議会、警察と連携した「見守り協定」を締結(37団体)し、高齢者等に異変があった場合には情報提供を行い、迅速に適切な対応ができるよう連携しています。
地域との災害協定の締結
当社グループは、食料品を取り扱うスーパーマーケットとして、健康で豊かな食生活を提案、提供するだけでなく、自然災害や感染症蔓延等の非常事態時においても、食料品を提供し続けるという社会的インフラ、ライフラインとしての役割を担っていると認識しています。
災害が発生した際に備え、応急支援物資の優先供給、避難場所の提供等に関する協定を10自治体・3団体と締結しているほか、物流事業者との災害時相互支援体制の整備、海外の農業団体との商品供給に関する連携を図る等の体制を整えています。
- 寄居町(埼玉県)
- 東京都
- 入間市(埼玉県)
- 美里町(埼玉県)
- 蓮田市(埼玉県)
- 鴻巣市(埼玉県)
- 野田市(千葉県)
- 和光市(埼玉県)
- 羽生市(埼玉県)
- 富里市(埼玉県)
- その他3団体

社会的インフラとしての役割
当社グループは、食料品を取り扱うスーパーマーケットとして、健康で豊かな食生活を提案、提供するだけでなく、自然災害や感染症蔓延等の非常事態時においても、食料品を提供し続けるという社会的インフラ、ライフラインとしての役割を担っていると認識しています。
サプライチェーンの維持では、調達先の分散、物流事業者との災害時連携協定の締結を行っています。
店舗の営業継続では、様々な状況を想定した災害訓練の実施、全従業員に対する安否確認訓練、VRゴーグルを用いた災害発生体験、AEDや心肺蘇生の実地訓練等を行っています。
2024年度においては、全店で営業時間を変更し、災害時を想定した店頭販売訓練、夜間スタッフを対象とした災害対応訓練等を実施しました。


寄付
当社グループは、地域社会の経済や福祉への貢献、サプライチェーン上の社会的な課題解決への支援等、企業の社会的責任を果たすため、寄付活動を行なっています。
2024年度においては、2024年台湾東部沖地震の発生に際し「食べて応援!台湾」企画を実施し売上金の一部とベルクからの救援金、令和6年能登半島地震で被災した漁業への復興支援等への寄付を実施しました。

2022年度 第64期 | 2023年度 第65期 | 2024年度 第66期 | |
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寄付金額(万円) | 140 | 33,265 | 3,364 |