地域社会との連携

地域社会への貢献

ベルク(Belc)の社名由来である「Better Life with Community(地域社会の人々に より充実した生活を)」という経営理念を実現するため、また、お客様ニーズに対応し、地域社会に必要とされるお店であり続けるため、地域コミュニティとの連携に取り組んでいます。

  • 将来を担う子どもたちへの食の大切さを伝える活動
  • ライフスタイルの変化・多様化に伴うお客様課題の解決
  • 災害等の非常時に対する備え

食育活動「ベルクック」

ベルクは、「食」を通じて、バランスの良い食事の大切さ、食べる楽しさを伝え、「からだ」だけでなく「こころ」の健康づくりを行ってほしいという想いから、食育活動「ベルクック」に取り組んでいます。
地域の小学校や幼稚園・保育園と連携して、食の大切さを学ぶ授業(出張・オンライン)や店舗見学を開催し、2023年度は7,894名の小学生、幼稚園児・保育園児の子どもたちに参加いただきました。

また、一部店舗では、地域の子ども食堂ネットワークへ、食材を寄付する活動を行っています。

移動スーパー「とくし丸」

地域のライフスタイルの変化・多様化に伴うお客様の課題を解決することも、スーパーマーケットの社会的使命の一つであると考えています。
移動スーパー事業を全国で展開する「とくし丸」と連携して、2017年より、個人事業主である販売パートナーとともに、お買物に不自由されているお客様に、新鮮な商品をお届けしています。2024年2月末現在では、35台が稼働しています。
移動スーパーは、商品の販売だけでなく、行政、社会福祉協議会、警察と連携した「見守り協定」を締結(37団体)し、高齢者等に異変があった場合には情報提供を行い、迅速に適切な対応ができるよう連携しています。

地域との災害協定の締結

当社グループは、食料品を取り扱うスーパーマーケットとして、健康で豊かな食生活を提案、提供するだけでなく、自然災害や感染症蔓延等の非常事態時においても、食料品を提供し続けるという社会的インフラ、ライフラインとしての役割を担っていると認識しています。

災害が発生した際に備え、応急支援物資の優先供給、避難場所の提供等に関する協定を8自治体・3団体と締結しているほか、物流事業者との災害時相互支援体制の整備、海外の農業団体との商品供給に関する連携を図る等の体制を整えています。

  • 寄居町(埼玉県)
  • 東京都
  • 入間市(埼玉県)
  • 美里町(埼玉県)
  • 蓮田市(埼玉県)
  • 鴻巣市(埼玉県)
  • 野田市(千葉県)
  • 和光市(埼玉県)
  • その他3団体

また、新型コロナウイルス感染症が蔓延した際には、埼玉県をはじめ8自治体からの要請を受け、商品調達・梱包・物流の経営基盤をフル活用し、自宅療養者用食材セットの供給を行いました。

寄付

当社グループは、地域社会の経済や福祉への貢献、サプライチェーン上の社会的な課題解決への支援等、企業の社会的責任を果たすため、寄付活動を行なっています。
2023年度においては、地域の消防行政の充実強化、災害対応能力の向上のため消防車両や消防資機材の整備をはじめ、誰もが安心して暮らせる地域づくり、豊かで活力にあふれた長寿社会づくりを推進する基金等への寄付を行いました。


2021年度 第63期 2022年度 第64期 2023年度 第65期
寄付金額(万円) 2,220 140 33,265