ベルクのあるくらし

マルサフルーツ古屋農園『シャインマスカット』の魅力を突撃取材!

マルサフルーツ古屋農園『シャインマスカット』の魅力を突撃取材!

2025年9月某日。「ぶどう」の日本一の生産量を誇っている山梨県より、ただいま旬を迎えている「シャインマスカット」の仕入れをするということで、今回担当バイヤーに同行し笛吹市一宮町にある「マルサフルーツ 古屋農園」にお邪魔してきました。

マルサフルーツ古屋農園

そもそも古屋農園をはじめ、なぜ山梨県はぶどうの生産が盛んなのでしょうか。

理由は山梨県の気候

山梨県は山々に囲まれ昼夜の寒暖差が大きく、また盆地特有の傾斜地の利用などにより水はけの良い土地が多いため、ぶどうの栽培が盛んに行われています。

  • 日照時間日本一
    周囲の山々が湿った空気の侵入を遮るため曇りにくく、日照時間が長い。ぶどうは日中にたっぷりと日光を浴びることで、甘み(糖分)の元を効率的に作ります。
  • 大きな寒暖差
    盆地特有の一日の大きな寒暖差は、ぶどうの養分を凝縮させる上で極めて重要です。日中つくられた養分は、気温の低い夜間に無駄に消費されることなく果実内にしっかりと蓄えられ、これが濃厚な甘みとなります。
  • 少ない降水量
    果樹農家の最大の敵である雨が少ないためぶどうが病気にかかりにくく、健康に育つ環境が整っています。

シャインマスカットの収穫に同行

古屋農園のシャインマスカットには白い紙がかけられ、ひとつひとつ大きく育ちます。この白い紙は「袋かけ」といい、虫害や鳥害、「晩腐病(ばんぷびょう)」という雨水に濡れると発症する病気から守ります。袋は雨よけの傘の役割を果たし、病気や食害などのリスクを防いでいます。

また袋かけをすることにより、風による葉や枝との摩擦や雨による泥はねなどから果実を守り、ブルーム(果粉)を保護し、肌つやの良い美しいシャインマスカットに仕上げます。また、直射日光による日焼け(変色)防止や色づきの調整などの役割もはたしています。

  • シャインマスカットの袋かけの様子

  • 手のひらにのせるとシャインマスカットの粒の大きさを実感します。

古屋農園 古屋さん親子に美味しいシャインマスカットの見分け方を聞きました。

古屋農園設立から約22年、「安心と信頼の果実を生産するために、栽培に妥協を許さない。 」をモットーに、安心して食べていただける果物を生産することにこだわり、化学肥料を一切使用しない「低農薬農法」に取り組んできた古屋さん親子に、ベルクでも販売予定の美味しいシャインマスカットの見るべきポイントについてお伺いさせていただきました。

シャインマスカットを選ぶときに見るべきポイント


  • シャインマスカットは、熟度が増すにつれて『緑色』から『黄色み』を帯びていきます。緑色が濃いほどフレッシュで爽やか、黄色いほど完熟で甘みが強くなります。
  • 粒の貼り
    パンと張っていて硬い弾力があるものは新鮮な証拠です。

  • 軸が緑色で太いものは収穫されてから日が浅く、鮮度が良い証拠です。

今回、古屋農園でシャインマスカットを収穫する様子の一部を撮影させていただきました。

シャインマスカット収穫の様子

最後に

今回ご紹介しました、古屋農園さんのシャインマスカットを原料として使用した「くらしにベルク商品」の開発もすすめております!!今後の商品開発にもご期待ください。

■今回の訪問先 農業生産法人 マルサフルーツ古屋農園
【電話番号】(0553)47-1282
【所在地】〒405-0064 山梨県笛吹市一宮町塩田163
【公式HP】https://www.marusa-f.co.jp/