黒毛和牛の仕入れに同行してきました
12月某日、精肉バイヤーが年末に販売する黒毛和牛の仕入れに行ってくると聞きつけ、埼玉県内にある仕入れ元まで同行してきました。
日本国内での飼養期間が他の地域より長い牛が国産牛とされるものに対して、4種類の限られた品種とその交配種で日本国内で出生育成された牛が和牛。特に黒毛和牛は肉質のキメが細かく赤身が柔らか、とろけるような脂のうまさがあるのが特徴です。
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これが年末に販売される黒毛和牛の枝肉。頭部,尾,四肢および、皮や内臓を取除いたあとの状態です、冷蔵状態で保管されることで旨味が増すとも言われています。
1本の枝牛は、高さは200cm以上、重さも200kg以上となり大人が見上げるほどのサイズです。
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懐中電灯を片手にじっくりと肉質をチェックしていきます。枝肉の状態で牛肉のランクが決定するのですが、格付は歩留等級と肉質等級で決まります。
歩留等級では、部分肉歩留68%を下回るものはCランク、69〜71%がBランク、72%を超えるものは標準より良いものとされAランクと格付けされます。今回検品購入したものはもちろんAランクの黒毛和牛です。
切開面には美しく入る肉のサシ(霜降り)。枝肉の断面から肉質等級についても5段階でランク分けがされ、最高とされるものが5等級とされます。今回検品購入したものは4等級以上のもの。今からみなさんの元に届けられるのが楽しみです。
「いい黒毛和牛仕入れたど!」と両手をあげて喜ぶ精肉バイヤー。ベルクでは産地や品質にこだわり、お客様へ少しでもお安く提供するために一頭まるごと購入しています。
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その後、部位ごとにカットされた黒毛和牛はこちら。ずっしりとした重さ、サシの美しさはさすが黒毛和牛といった佇まいがあります。
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カットされた部位は丁寧に梱包されたうえ、ベルク全店に発送されていきます。
いい黒毛和牛を仕入れることができたのでニッコニコの精肉バイヤー。年末年始はすきやきや焼き肉などぜひご家族みんなで“いい肉”を楽しんでみてくださいね。
以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。