2024年4月某日。今回くらしにベルクでこんにゃくゼリーが発売するということで全国のこんにゃく芋の90％以上を生産している群馬県に工場を持っている、株式会社アイエー・フーズさんにお邪魔してくらしにベルク新商品、こんにゃくゼリー製造の様子を見学してきました。

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  下仁田ICを降りてすぐ、群馬県富岡市に本社・工場を構える株式会社アイエー・フーズさん。

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  さっそく工場に向かっていきます。

アイエー・フーズの商品担当さんいわく、「こんにゃくとこんにゃくゼリーは全くの別物」なのだそう。

こんにゃくゼリーの作り方は“ほぼ”ゼリーでゲル化剤等を用いて1％に満たないこんにゃく粉を加え、冷やし固めることであの特徴的な弾力のこんにゃくゼリーが出来あがります。

それに対してこんにゃくの場合にはこんにゃく粉をメインに石灰水・水酸化カルシウム等を混ぜ加熱することでアルカリ性であるグルコマンナンの性質により固まってこんにゃくが出来あがります。

似ているようで製造工程はまったく異なる商品なのです。

こんにゃく粉とフレーバー（写真は杏仁豆腐）を混ぜている様子

まずはこんにゃく粉とフレーバー（写真は杏仁豆腐味）を混ぜ合わせてこんにゃくゼリーのもとを作っていきます。

アイエー・フーズさんではこんにゃく粉の仕入れに関しては複数社取り引きをしており、特等粉、一等粉、荒粉等粘度の度合いによって等級分けされているこんにゃく粉の中で一番精製度が高い等級である“特等粉”を使用。

農作物のため年によって出来不出来が変わるこんにゃく粉を複数社取り引きすることにより独自の配合で粘度の強い特等粉へ。

こんにゃくに対する素材へのこだわりを強く感じます。

次に機械を通して先ほどのこんにゃくゼリーを注入。個包装していきます。
個包装されたこんにゃくゼリーは1分間で200個できるそうで、目にも止まらぬ早さで次々と流れていきます。

個包装されたこんにゃくゼリーはX線照射による検査、重量・金属チェックの工程を通過し、殺菌のためボイル槽へ。
80度ほどの温度で数分殺菌処理を行い、すぐに温度10度～20度ほどの水で数分程度冷やしこみを行っていきます。
なぜ80度の温度で殺菌するのか。その理由としてはこれ以上温度が上がってしまうとゲル化剤の凝固力が劣化してしまうためなんだとか。

今回特別にできあがったばかりのこんにゃくゼリーを触らせていただくことに。

持った瞬間に感じたこと。「だいぶ固まっている！」
工場ラインの上で数分程度冷やしこみをしただけなのに、感触はすでにこんにゃくゼリーそのもの。

このまますぐ商品化にはならず、機械によって1次乾燥をし、その後水分を抜き適度な弾力を持たせるため、2次乾燥として丸2日間ほど倉庫内で保管。その後商品化へとすすめています。

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  できあがったばかりのこんにゃくゼリー

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  黄色いコンテナに入って乾燥しているこんにゃくゼリー（2次乾燥）

丸2日乾燥させたこんにゃくゼリーを機械を通じてパッケージ化していきます。

今回製造している商品はアイエー・フーズさんでも人気のマンゴーぷりんと杏仁豆腐のなんと2種類が一緒に楽しめるパックになってます。

少しずつこんにゃくゼリーが楽しめる仕様になっています。

「こんにゃくゼリーをおいしく、安全に楽しんでほしい」との思いから、袋タイプにしているとのこと。
飲み口はミリ単位でこだわり、老若男女誰でも楽しめる商品開発を心がけています。

くらしにベルクこんにゃくゼリーマンゴーぷりん＆杏仁豆腐

そして気になるパッケージは、というと。
はい！
動物園でも人気のパンダとコアラの可愛いイラストになってます。

アイエー・フーズさんいわく
「手に取ったときに、親しみ、癒し、温かみを感じてもらいたい」
「食を通してみんなを笑顔にしたい」
そんな思いを胸にアイエー・フーズさんの営業さんたちが多数決でこんにゃくゼリーを動物柄にするようになったのだとか。

この可愛いらしいイラスト、子どもだけでなく女性人気も高そうな気がします。

実は今回ご紹介したマンゴーぷりん＆杏仁豆腐味だけではなく、コーラ味やラムネ味、メロンソーダ味もくらしにベルク新商品としてベルク各店で発売されます。

どれも可愛いイラストなのであわせてチェックしてほしい。

「くらしにベルクこんにゃくゼリー マンゴーぷりん＆杏仁豆腐味」は本体価格199円（8％税込価格215円）、「こんにゃくゼリー コーラ味・ラムネ味・メロンソーダ味」は本体価格99円（8％税込価格107円）にて2024年4月18日（木）よりベルク各店で好評販売中です。ぜひ手に取ってみてくださいね。

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  予告なく売価・仕様の変更ならびに販売を終了させていただく場合がございます。