ベルクで買える埼玉B級ご当地グルメ!みそポテト工場に潜入!
2022年4月某日、本年2月にみそぽてと本舗の冷凍食品「みそポテト」と「ゆずみそポテト」がベルク全店で販売が開始したことを記念してみそぽてと本舗新工場で製造の過程やベルク全店の販売に至るまでの経緯を今回、取材させていただきました。

壁に描かれているポテくまくんがかわいい「みそぽてと本舗新工場」
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新工場入口にもポテくまくんがお出迎え。
ポテくまくんへの愛がすごい。 -
くぅ(写真左)が持っている冷凍食品「みそポテト」とポテくまくん(写真右)が持っている冷凍食品「ゆずみそポテト」
2021年、昨年11月より本格的に稼働している、みそぽてと本舗の新工場。
新工場ではベルクの一部店舗で販売させていただいている串に刺した「みそぽてと」と今回取材するきっかけになった「冷凍みそポテト」をひとつひとつスタッフさんの手作業で同時に製造しております。
現在、みそぽてと本舗では1日あたり約400キロのじゃがいもの皮むき、ふかす工程を旧工場で実施。
新工場に運んだのち、じゃがいもをカット・串さし・特製のころもをつけて揚げるところまで一貫して製造、地元の販売店やベルクの一部店舗に納品いただいているのだとか。
じゃがいもの皮むき、カット、串さし、揚げる工程に至るまですべてスタッフの手作業によって製造しており、いかにも熟練の技によってつくられているのが伝わってきます。
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旧工場にて皮むき、ふかす工程まで手作業で下処理されたじゃがいも
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カットする人、串にさす人、揚げる人すべての工程を手作業でおこなっています
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人の手でひとつひとつ串にさしております。
こうやって綺麗にさしていくのがなかなか難しいのだそう。 -
みそぽてと本舗の厚めのころもで揚げられたじゃがいも。
このままでも十分に美味しそう
続いて冷凍みそポテトの製造場所へ。
皮むき・カットをし、そのまま揚げていき、揚がったものをマイナス40度~50度の冷凍庫で一気に凍らしていきます。
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大きな冷凍庫でたくさんのじゃがいもが凍らせてあります。
いやしかし寒い! -
冷凍庫で凍らせられたじゃがいも。
ひとくち大にカットされたじゃがいもがゴロゴロしてます。
ラップ作業、袋詰め作業、パッキング作業。すべての工程がスタッフの手で進んでいきます。
スタッフさんが手際よく詰めてパッキングしていく姿にただただ注目してしまいました。

みそポテトに使うみそも工場内で製造。ふたを開けた瞬間の香りに思わずお腹が空いてしまいました。
ここでベルクで冷凍みそポテトの全店販売に至るまでの経緯をお伺いしていくことに。
もともと、みそぽてと本舗さんとベルクの付き合いは今から40年ほど前から始まっており、2009年に開催された第5回埼玉B級ご当地グルメ王で優勝により、秩父名物のみそぽてとが各種メディアに取り上げられ、大注目!
それを受けて現在の社名「みそぽてと本舗」としてみそポテトの製造のみをおこなう会社になったそう。
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ここ数年の秩父への観光客の増加や旧工場の老朽化の現状から、以前から新工場の建設は計画していて、2021年11月に稼働。
20年程前からお土産用として地元で冷凍みそぽてとを販売していましたが、当時はお店で加工して販売するのが主軸だったのでベルクではデリカで店内製造、販売をしていました。 -
一部店舗のデリカで販売させていただいているみそポテト
今では大人気の冷凍食品「みそポテト」と「ゆずみそポテト」
実は人気としては7(みそポテト):3(ゆずみそポテト)の割合なのだそう。
最初は地元秩父のコンビニで試験販売を実施、それから2021年8月にベルクの一部店舗での販売を開始いたしました。
ありがたいことに、多くのお客様から反響があったことはわかりつつも当初は徐々に販売店舗を拡大するつもりだったとか。
「欠品してもそれはしょうがないから全店販売でいこう」
ベルクのバイヤーからの一言で2022年2月、ベルク全店での販売が実現しました。
最後にみそぽてと本舗様に今後の意気込みを聞いてみることに。
「需要は多いので生産量UPを目指して、(いずれは)ベルクのデリカ全体で販売が可能になればいいなって思います。
そして関東全体にみそポテトの販売をひろげていきたい」
ただいま冷凍食品「みそポテト」「ゆずみそポテト」はベルク全店で好評販売中です。
ぜひこの記事を読んで気になった方はお近くのベルクでお買い求めくださいませ。
みそぽてと本舗の新井さん。今回はお忙しい中取材ご協力いただきましてありがとうございました。

笑顔が素敵なみそぽてと本舗の新井さん