歴史をさかのぼること約1,000年。時は平安時代。ある歌人が詠んだ句に「最中」という言葉が登場します。
水の面に 照る月なみを かぞふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける 秋の夜。清らかな水面が少し波立って、そこに照らされた月が揺らめいている。
ふと月日を数えてみる。そうか。今夜は秋の最中(真っ只中)満月の十五夜か。なるほど月が綺麗だな。
平安の歌人の感性の清らかさに思わず感服してしまう。(((uдu*)ゥンゥンん

さて、肝心の「最中」であるが、月見の宴では、あんこの入っていない煎餅のような円形の餅菓子が出されていたらしくこれが中秋の名月に似ていたことから、「最中の月」と称されていたようです。これが語源になったなんて、ロマンティック。 あんこが最中の中に入れられ販売されたのは江戸時代。それから様々なタイプの最中が生み出され現代まで進化を続けてきたようです。(・ ε ・)フーン

そんな最中の歴史に思いを馳せながら、この「くらしにベルク最中」商品の話をしましょう。
この商品は、京都に本社を構える創業150年余の老舗焼菓子屋「石田老舗様」に製造していただいています。
まず北海道産の小豆は、最中の皮の香ばしさなど全体バランスを考慮し、甘すぎず小豆本来の風味をしっかり感じられる”あんこ”に丁寧に仕上げています。
続いて最中の皮は、焼く工程で崩れてしまった最中の皮も混ぜ込む「二番生地製法」で製造。これにより生地の風味を生かしつつサクサクの食感を実現しています。
製品化にもこだわっており、最中の皮のサクサクの食感を楽しんでいただけるように”あんこ”は別に包装しています。”あんこ”はお召し上がる際に開封し、これを最中の皮に挟んで(´○`*)パクッ♡
プライベートブランドは、クオリティーとプライスを天秤にかけた時、どちらかというとお財布に優しいプライスを重視する傾向にありますが、「この商品は違います。クオリティー重視です。」開発を担当したバイヤーSは自信をもって宣言しています。
こだわりの「くらしにベルクGRANDE最中」。日本の伝統文化を大切にする和菓子_最中。あなたにほっとするひとときを。ヾ(o´▽`)ノ